2007.12 第二十二回目 撮影 木更津④
2008 / 03 / 24 ( Mon ) ![]() 次のシーンは、同じスタジオの中の別の階での撮影です。 撮影準備が終わったようなので覗いてみると、 そこには3つの椅子と、少し離れたところに長机が向かい合って置かれ、 さらにはその周りに、たくさんの椅子、いす、椅子。。 何か特別な会場のようですが、こんなに薄暗い会場、滅多に見たことがありません。 こんな中で繰り広げられることといったら‥ なんだか不気味な空気が漂っています。 撮影現場にやってきたのは、西島君を含めた3人の出演者たち。 それぞれ、黄、青、赤の衣裳を身につけています。 会場が薄暗いため、それらの衣裳が鮮明に浮き上がり、 不気味な雰囲気の中、絶妙なコントラストが浮かび上がります。 西島君は一番右の赤いジャケット姿。 皮のジャケットを、スタイリッシュに着こなしています。 その隣、青い衣裳を身に着けているのは‥? 撮影最終日の、ちょっとしたサプライズになりました。 一方で、対する向かいの机には、5人の役者さんが並びます。 こちらもそれぞれ癖のある特徴的な役者さんばかり。 これは一見したところ、何かの面接会場という設定に思えます。 とすれば彼らが面接官ということでしょうか? 謎だらけの怪しい雰囲気の中、 相変わらずテンションの高い園監督と、 気持ちの高ぶるスタッフの方々が一丸となり、撮影が行われました。 いよいよ次は、撮影最後のシーンです! スポンサーサイト
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2007.12 第二十一回目 撮影 木更津③
2008 / 03 / 11 ( Tue ) ![]() 次のシーン撮影までの待ち時間、 セットの片隅では園監督が腰を下ろし、物思いに耽っていました。 撮影も終盤が近づき、本来なら落ち着いてなんていられなそうですが、 園監督、お茶を啜りながら「今日で終わりだなー。長かったなー。」と一言。 こんなに穏やかな表情の監督を見たのは、撮影が始まって以来初めてのような気がします。 時が止まったように、周りの空気が一瞬で温まった気がしました。 やがて撮影準備が終わると、 監督は近くにあったタイヤの上にさっそうと飛び乗り、 スピーカー片手にハキハキと大声で出演者の方達に指示を出していきます。 その様に触発されるように、いよいよ現場の雰囲気も盛り上がります。 良い感じの雰囲気そのままに、撮影はテンポよくすすみ、 いよいよ最後の撮影シーンまであと少しというところまで来ました。 出演者、スタッフ全員、気持ちの高ぶりを抑えられません! |
2007.12 第二十回目 撮影 木更津②
2008 / 03 / 04 ( Tue ) ![]() 西島君が受話器を片手に電話越しに誰かと話す、というシーンです。 セットの転換をしている間、その横で西島君と永岡君が、 何やら2人で打ち合わせをしています。 西島君の電話相手を永岡君が代役し、西島君の台詞の確認をしているようです。 すっかり意気投合している二人。今日で最後だなんて、まるで嘘のようです。 少し休憩を挟み、次のシーンはなんと‥清水君、尾上君、永岡君の3人が、 雨の中びしょ濡れで部屋に戻ってきたという設定。 つまり、役者の皆さん、全身を濡れた状態にしなければならないのです。 この寒さの中で‥。これは想像もつかないくらいに体が冷えるだろうと、 近くに大型のストーブを用意して、いつでも体を温められるよう準備をします。 近くのシャワー室で体を濡らしてきた役者3人。 あまりの寒さに震えが止まらない様子です。 尾上君、なんとか気を紛らわそうと大声を出して気合いを入れていました。 体から立ち上る湯気を見ると、その寒さが伝わってきます。本当に寒いのです。 園監督も、役者の方々が風邪をひいてしまっては‥と、 少し張り詰めた様子です。早く撮り終わるため、急いで準備をするよう大声でスタッフに指示を出します。 「早く、早く‥」気持ちが焦ります。 全員が一丸となって集中し、ほんの数テイクの撮影で無事にこのシーンは終了。 いち早く冷えた体を温めに、ストーブの前へ、そして、それぞれ控え室に戻っていきました。 ほっと一安心したのもつかの間、すぐに次場面の準備が開始されます。 最終日、今日はまだまだ撮影が続きそうです。 |
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