2007.12 第十五回目 撮影 都内のスタジオにて
2008 / 01 / 31 ( Thu ) ![]() 撮影場所に足を運ぶと、なんとパトカーが出現! どうやら今日は、このパトカーをメインに撮影が進むようです。 警官役のエキストラさんとスタッフの皆さん、園監督で、 今日の撮影の方針を打ち合わせていきます。 端から見ると、なんだか取り締まりを受けているように見えてしまいます。 打合せが終わると、園監督がふいに助手席に乗り込みました。 モニターを手に、どっしりと腰を据えています。 更にその後、撮影部、照明部、録音部‥と、 スタッフさんが次々に機材を手に乗り込んでいきます。 たちまちパトカーの中は満員状態に。 車内から外のシーンを撮るための手段でしょうか。 普段何気なくスクリーン上で目にする迫力ある映像も、 実際の現場はこのような状態で撮影されているのですね。 一つ一つしっかり人の手で作られているのが感じられ、 映画の製作が身近に感じられた瞬間でした。 続いて満島さんが登場し、スタッフの方々と打ち合わせをしていました。 少しレトロな雰囲気の、可愛らしい赤のギンガムチェックの半袖ワンピースで登場した満島さんでしたが、 この日は相変わらずの冷えこみようで、とても寒そうです。 それを見て、園監督が撮影中毎日のように着ているご自分のジャケットを 満島さんの肩に掛けてあげていました。 園監督の、普段はなかなか見せない優しい一面を垣間見た気がしました。 その後、西島君が登場してきました。 隣には、アクション指導の坂口さんがつき、綿密に打ち合わせをしていきます。 今日もアクションが飛び交うのでしょうか。 パトカーといい、なにやら只ならぬ雰囲気です。 緊張の高まる現場の中で、西島君の演技や動きにますます期待が高まります! ここまできて、どうやらクライマックスも近づいてきている予感。 いよいよラストスパートです! スポンサーサイト
|
2007.12 第十四回目 撮影 河口湖付近のスタジオ②
2008 / 01 / 25 ( Fri ) ![]() よく見ると人だけではなく、彼らを取り囲む壁、床、椅子も真っ白!です。 おかげで照明が反射して、昼だか夜だかも分からず、 異空間にいるような気分になりました。 さらに、同じく真っ白な衣裳に身を包んで食卓を囲んでいるのが、 満島さん、渡部さん、渡辺さん、安藤さん、広澤さん、玄覺さんの6人です。 こちらも白い壁、白い机、白いお皿に白い箸、 さらに鍋の中身を見てみると‥こちらも真っ白でした。 「真っ白な鍋」と聞いて少し不安になり、スタッフの方に聞いてみたところ、 豆乳鍋なのでちゃんと食べられます、とのこと。 その言葉を聞いて、出演者の皆さん、美味しそうに召し上がっていました。 そんな和やかなシーンから一転、カメラのこちら側を見つめる満島さん、渡部さん、渡辺さんは、 あまりにこやかな雰囲気ではありません。 周りが真っ白なせいか、そのかたくなな表情は、 寧ろ少し不気味な印象です。 それぞれが全く違う世界観を持つシーンが続きますが、 これらが融合されたとき、どのような作品が生まれるのでしょうか? 全く想像がつきませんが、かつてないほどに盛沢山な内容であることは間違いないです。 こうして目まぐるしいほど様々なシーンの撮影を終え外に出ると、 雲ひとつない真っ青な空に、昨日は見えなかった富士山の姿が。 2日間の撮影のご褒美のようです。 それぞれすがすがしい気持ちで、都内に戻っていくのでした。 |
2007.12 第十三回目 撮影 河口湖付近のスタジオ①
2008 / 01 / 21 ( Mon ) ![]() 朝一番に現場に着いたスタッフ陣。 あいにく朝から雨がぱらつき、気温も低く、雪が降るのでは‥といった空模様。 せっかくの富士山も雲に隠れて姿が見えません。 そんな寒空の中、撮影に向けて準備を行うスタッフの皆さん。 今日は、いつも以上に大掛かりな作業です。 スタッフの方々が現場を組み立てているあいだ、 その傍らでは園監督がじっと目を閉じたまま、壁にもたれかかっています。 園監督は、このように時々フッと目を閉じ、何かを深く考えているような瞬間があります。 普段は優しい園監督も、そんなときは少し近づきにくいように感じるのですが、 きっと頭の中は、莫大な量のイメージで溢れていて、想像もつかないような別世界なのでしょう。 これが作品の原点、源なのだな、と思い、遠くからその姿をおさめることしか出来ませんでした。 そんな中、今回のメインは西島君と、初日の撮影にも出演いただいた古屋兎丸さん。 お二人の演技が白熱する、ストーリー上かなり重要なシーンです。 まずは兎丸さんが登場。 この現場では古屋さんの代名詞となった、おなじみの真っ白いスーツを着用しています。 園監督自ら体を張った演技指導が開始! 真剣な表情の二人から、緊迫した空気がひしひしと伝わり、現場の緊張度は自然と増していきます。 そこへサングラス姿の西島君の登場です。 そこで繰り広げられたお二人の演技は‥。 普段はそれぞれ全く違ったフィールドで活躍されている兎丸さんと西島君のお二人です。 そんなお二人が、同じ画の中で熱演を披露しあうこのシーンは、ストーリー上重要ということだけでなく、 この作品を語る上でもかなり重要なシーンです。 今回の作品の中では、他にも皆さんの予想を裏切るような役者さんの競演が数多く実現しています。 あの役者さんが‥!と思うこと、多々あるかもしれません。 こちらも目が離せません。 |
2007.12 第十二回目 撮影 大森②
2008 / 01 / 18 ( Fri ) ![]() 今回の作品のアクション指導は、俳優や監督としてご活躍されている坂口拓さんと、 スタントマンとしても数多くの作品に携わっているカラサワイサオさんのお二人。 今日はカラサワさんが、一人ひとりにアクション指導をしていきます。 満島さんも、アクションの練習をしていました。 満島さんは普段からダンスの稽古に励んでいるということもあり、その身のこなしはとても軽やか。 まるでダンスを見ているようです。 とても華麗なアクションを披露してくれました。 満島さんに続き、安藤さん、広澤さん、玄覺さんもアクションに挑みます。 相手は柔道着を着た数人の男の人たち。 三者三様にアクションを繰り広げ、迫力満点! 目にも留まらぬ速さで相手を倒して行きます。 「すかっとした~。」と笑顔で言うのは撮影後の広澤さん。 演技といえども、やはり気持ちがいいようです。 女の子3人が男の人達を倒していく様子は、見ているこちらも爽快でした。 撮影中、みなさんのアクションを見ては「スゲー、スゲー」と歓声を上げていた、清水君、尾上君、永岡君。 カメラを向けるとにこやかにピースサインを送ってくれました。 待ち時間も会話が途切れることのないこの仲良し3人組。 いつも笑い声が響き、常に現場を楽しんでいるようです。 ここまで来て、全く疲れを感じさせない役者さんたち。 この後も、まだまだアクションが飛び交いそうです。 |
2007.12 第十一回目 撮影 大森①
2008 / 01 / 15 ( Tue ) ![]() 朝一番の撮影は、公園での撮影。 ちょうど木々の葉が散り、色鮮やかに秋色を醸し出しています。 少しでも葉の色が綺麗に映し出されるように、 台車が出動、スタッフ全員で落ち葉を集めていきます。 あちらこちらから落ち葉を集め、黄色い舞台が完成しました。 そして出来上がった黄色い絨毯の上では、 清水君、尾上君、永岡君が登場。いよいよ撮影開始です。 朝早いとはいえ、人通りのある場所での撮影です。 通行人の方々にもご協力いただき、 色鮮やかで素敵なシーンが撮影されました。 (製作日誌 第十二回へ続く) |
2007.12 第十回目 撮影 茅ヶ崎の教会にて再び
2008 / 01 / 07 ( Mon ) ![]() この教会は、木造のシンプルなデザインの教会。 天上が高く、奥行きが広く、一つ一つの台詞や音が美しく響き渡ります。 そして、壁や窓に反射し、照明の明りが色鮮やかに浮かび上がるのですが、 その神秘的な空間に、撮影中と思いつつも穏やかで神聖な気持ちになります。 教会の中でお祈りをしているのは渡部篤郎さん。 傍らには学生服を着た西島君が座ります。 西島君、先日のブレザーとは違って、学ラン姿です。 違う学校?それとも違う時代設定でしょうか。 また別のシーンでは、西島君が床にひざをつき、 渡部さんは険しい顔付きで西島君と対面しています。 先ほどのお祈りのシーンといい、なにやら深刻な雰囲気。。 撮影の合間合間には、渡部さんが西島君にアドバイスをしている姿も見られます。 渡部さんのアドバイスもあってか、西島君の演技は初主演とは思えないくらい堂々としていて、 監督との演技打ち合わせも、一つ一つ意見を交わし、確実に形を作っていきます。 初めてのスクリーン上での西島君の演技、期待が高まります。 そう、西島君は本当にいつもニコニコしていて、スタッフにもエキストラの方にも笑顔を振りまいてくれるのです。 さらに、お昼休みなどはダンスを踊ったり、ボイスパーカッションを口ずさんだりなど、 常にムードメーカーとして現場を盛り上げてくれています。 過酷な撮影現場の中で、西島君の優しい笑顔に、キャスト、スタッフ共々楽しい空気に包まれるのでした。 |
| ホーム |
|